社会保険料「30%時代」 最高水準、現役負担余地少なく 少子化対策、財源論に壁 - 日本経済新聞

健康保険組合連合会は20日、2023年度の健康保険の平均料率が9.27%になる見通しだと発表した。介護と年金をあわせた保険料率は29.35%と過去最高の水準となり、30%の大台に迫る。高齢者医療への拠出金は増え続ける公算で、世代間で負担と給付のバランスはますます崩れる。政府が検討する少子化対策の拡充では、保険料を引き…